Glideのはじめかた:Google Spreadsheetからプログラミング不要でウェブアプリが作れます

Glideというアプリ作成サービスをご存知でしょうか?
これは、プログラマではない人でも簡単にウェブアプリが作れるようになるという「ノーコディング(プログラミング不要)」という世界的なトレンドを反映した2019年~2020年で最も注目すべきサービスです。

ついにアプリもサクサクと作れてしまう時代に

たくさんのウェブサイトをWordPressで立ち上げてきた弊社ですが、これまで「アプリ」は一度も作ったことがありませんでした。
しかし、Glideを使えば、これまでやりたくてもできなかったようなアプリ制作がサクサクとできてしまったので紹介します。
※Glideは、iPhoneやAndroidのホーム画面にアイコンを置いて利用することができますが、厳密にはアプリではなくて「PWA (Progressive Web App)」と呼ばれる”あたかも”アプリのように動くことができるウェブサイトを作ることができるサービスです。

アプリ開発の初心者である弊社にとって、障壁となっていたのが「機能の開発」「デザイン(UX)」「データベース」といったあたりなのですが、Glideだと”60点”くらいの完成度のものをサクッと作ることができてしまいます。

特に扱うのが難しい「データベース」をGoogle版のExcelともいえる「Google Spreadsheet」と連携することで、一切不要にしてしまったのは神業といえます。

 

アプリのダウンロードは「ホームに追加」から行う:「App Store」や「Google Play」は不要

Glideで作ったPWAアプリをダウンロードする場合には、ウェブサイトにアクセスした後にブラウザの「ホームに追加」ボタンを押すことでホームに追加(ダウンロード)することができます。アプリといえば「App Store」や「Google Play」からダウンロードするものと思われがちですが、PWAアプリはブラウザのブックマークを追加する感覚で登録する方法になります。

そのため、通常であれば必要な審査といった手順が不要なので、すぐに公開することができますし、いつでも内容を修正することができるのが最大のメリットです。

現在開発中の「写真de食事宅配」

現在、弊社では、メニューの写真から冷凍弁当・食事宅配サービスを選ぶことができる「写真de食事宅配」というアプリをβ版として公開中です。2日もかからずに完成してしまったのですが、もっとも時間がかかったのは「正しいデータを入力すること」です。これまでであれば、アプリを開発するだけで2~3ヶ月はかかってしまったことを考えると、ほぼデータ入力の時間だけでそれなりに使えるアプリとなったのは奇跡としかいいようがありません。

Glideを始めるのに役に立つ動画

Glideによる公式のチュートリアル動画がYouTubeにあがっているのですが、英語のため必要な動画から見ていきたいという人もいますので、Glideを理解するために見るべき動画を紹介します。

Glideでアプリ制作するなら最初に見るべき動画:Google Spreadsheetと簡単に連携して始められます

データ編集・追加をユーザーに開放する(口コミサイト・投稿サイトに必要)

Glideでは、事前に用意したSpreadsheet上のデータを見せるだけでなくて、利用しているユーザーに新しいデータの追加や編集をさせることができます。

もちろん、その編集画面も簡単にデザインできます。

なお、ユーザーが入力したデータは対応するシートにデータが追加されますので、これまでGoogleフォームを使っていたけれど、使いづらいからみんな入力してくれなかった…なんてときにもピッタリです。

 

1:nの関係を作る(親子関係や属性関係を表現しよう)

親子関係があるデータや、カテゴリページのようなものを表現したいときにRelationの設定が必要となります。

 

Glideでまだできないこと

かなりいいところまできているのですが、まだ登場して1年も立っていないGlideにはできないこともあります。はやく実現してほしいけどまだ実装されていない機能を紹介します。

まだSEOには不向き

残念ながらGlideでアプリを作ったときには、トップページのURLのみがGoogleにインデクスされるため、SEOには不向きと言えます。またトップページでカスタマイズできてGoogleに反映できるデータも、タイトルと短いディスクリプションだけですので、検索エンジンからの集客に役に立つような仕掛けを施すことはできません。

ページごとのURL(ディープリンク)は未対応

Glideのアプリではデータ1行ごとに1ページが生まれますが、残念ながらそれぞれのページに固有のURLは発行されません。そのため、SEOに不向きであるばかりか、他のウェブサイトやアプリから下層ページに直接リンクさせるといった使い方はできません。

ただし、Glideのフォーラムによると

Yes, this is on our roadmap.

とのことなので、将来的にページごとにURLを発行することができるようになるようなので期待して待ちましょう。

 

Google Analtyicsは導入できない

アプリ上でのユーザーの動きや利用状況を見るためには、Google Analyticsなどを導入したいところですが、現在のところGoogle Analyticsをはじめ分析ツールを導入することはできません。また、Glide自身のAnalytics機能も皆無のため、ユーザーの滞在時間といった時間を取得することはできません。

プッシュ通知はまだ対応していない

ユーザーにアプリを導入してもらうことのメリットの一つである「プッシュ通知」。残念ながら、まだGlideではプッシュ通知に対応していないのですが、Glideのマニュアルに通知に関するページが用意されている(現在、サポートされていないとだけ書かれている)ことから、将来的に対応することは間違いありません。

ただ、これに対応するためには、Glide社の努力だけでなくて、iPhoneのiOSがPWAアプリによるプッシュ通知に対応する必要があるためアップルによる対応を待っている状況かもしれません。実際、Glide社のブログの中で 次期バージョンであるiOS 14でPWAアプリによる通知をサポートして欲しいとアップルに対して懇願しています。

 

まだユーザーが少ないうちに始めよう

2005年頃からじわりとブームになっていったWordPressも最初のうちは、欲しい機能がほとんどなくて自分でHTMLを書いたほうが自由にいじれるからよいという人が多かったのですが、凄まじい勢いで機能が拡張された結果、あっという間にブログだけでなくてホームページならWordPressという座を確立しました。

現在のGlideもWordPressが出始めた頃の勢いを感じます。今のうちに使い始めて、ライバルたちに圧倒的な差をつけましょう。

Glideによるアプリ開発の受託のご相談ください

Glideを使えば、これまで簡単なアプリでも100~300万円かかっていた開発費を1/5程度にすることができます。社内アプリをつくりたいといったニーズがあれば、弊社までご相談ください

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